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はじめに
悩みました。
クリスマス、この聖なる夜に読むべき漫画はなんなのか、、と。
疑似的な恋愛を楽しめる漫画
ただただニヤニヤできる漫画
…いや、違う。
僕らが求めてるのは、この聖なる夜をリープさせてくれる何かなのではないか。
気づいたら
「あ、あれ?明るいだと、、、?」
となる漫画ではないか。
ということで、
「重厚な世界観」×「長編」×「完結」
で選んだおすすめの漫画10選をどぞ。
—
1 Monster
天才外科医と本物の天才のお話。
自分の価値観に従って生きることができた医者と、その結果生じた世界。
その世界に何度も何度も何度もビビらされ、このあとどうなるか一度もわからない。
読み終えたときに、おお、美しい。。ってなる。
浦沢先生の作品は本当に名作が多い。
「MASTERキートン」「Happy!」「YAWARA!」「20世紀少年」この辺全て、現実なんだけど、超非現実的な世界を描いてくれる。
1日を飛ばすためにはもっともよい作品群な気がする。
MASTERキートン コミック 全18巻完結セット (ビッグコミックス)
Happy!全15巻完結(完全版)(Big comics special)
YAWARA! コミック 全29巻完結セット (ビッグコミックス)
20世紀少年 コミック 全24巻完結セット (ビッグコミックス)
2 彼氏彼女の事情
偽りの優等生と本物の優等生のお話。
単なる少女漫画として読み始めたら、一人の人間の本当に汚いところと本当に綺麗なところを急にぶつけられる。
さらに、
友情の汚いところ綺麗なところ
音楽の汚いところ綺麗なところ
血縁関係の汚いところ綺麗なところ
と、ガンガン価値観を揺さぶってくる。
正味人間というのはこんなにも綺麗で汚くて多彩なんだって感動する。
読み終わったときに、人生に前向きになることは間違いない。
ただ個人的にめちゃくちゃ恋愛漫画の金字塔として位置づけているのは、津田先生の
「eensy-weensyモンスター」
にやにやにやにやずっっっとしてしまうw
(Xmasにはふさわしくないか)
eensy-weensy モンスター (1) (花とゆめCOMICS)
3 モンタージュ
3億円事件
巻き込まれ系の話。できれば主人公と同い年の時に読みたかった。
こういう男がモテるのかなーって読むのもありだし、自分がなすことを見つけた幸運な男の話として読むのもあり。
4 寄生獣
20世紀最高の漫画。
概要は必要ないくらい有名だから割愛するけど、要するに「ミギーとシンイチの友情の話」。
年、いや半年に一度は読み直すし、10巻まで読んだ後に1巻にすぐ手が出る。
こんな漫画ある?(いや、決してない)
ちょっとこれはこれで再度記事を書くとして、もしクリスマスに読んだら朝ちゅんまですぐ。
ちな、「ヒストリエ」は間違いなく名作だし、「七夕の国」のSF感はやばい。岩明先生については一晩でも余裕で喋れる。
あ、あと、「風子のいる店」は普通のアットホームな話かと思ってたら全然違うからね!この辺から才能全開だからね!絶対読んだ方がいいからね、漫画好きなら。
5 ぼくの地球を守って
現代の日本と、違う世界がリンクするSF。
最初凄く読みにくい。もう何度も1巻で挫折した。けど、この作品の本当にすごいところは2巻、3巻と読むうちにどんどんわかってくる。
うん、超絶名作SFといってもいいと思う。隠れてるもったいない作品でもある。
6 うしおととら
自分の家の地下に天下の大妖怪がいた。
魂のレベルでまっすぐな潮と、自分の力というものをちゃんと認識してまっすぐ生きてきたとらとの友情。
大枠のストーリーはありながらも、数話完結で物語が進んでいく。途中だれるなーっとおもって油断していたら、最後全てのストーリーがーー、つながる。
信じてないでしょ?
本当にすべてのストーリーがつながります。一つの無駄も一つの不足もなく。
流との友情も必見。
7 鋼の錬金術師
国の狗、国家錬金術師のお話。
ブラックファンタジーとして紹介されることが多いけど、本質はそこじゃないと思う。本質は人の本当に大切なものは何か、という問いに真っ向からぶつかっていること。
8 結界士
結界を張ることができる能力を持った男の子と女の子のお話。
結界ってなんなんでしょうね。
拒絶?
いや、もしかしたら違うのかも。
とかそういう作品ですね。
9 クレイモア
妖魔×美少女 のお話。
八木先生は、「エンジェル伝説」で有名ですが、がっつり世界観創ったSFでもここまでおもしろい。
第1巻から第27巻まで一気に読むと涙が止まらなくなるのでオススメです。
エンジェル伝説 全15巻完結 (ジャンプコミックス)[マーケットプレイス コミックセット]
10 PSYRENーサイレンー
PSYREN―サイレン― 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 岩代俊明
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/03/04
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異世界能力バトルをがっつり描いたお話。
「隠れた名作教えて?」
って言われたら僕がオススメする作品。
なんでこんなに評価低いんですかね?
かなり精緻に創られてて、時間軸×世界軸で話を創る中にも矛盾はない。
「あー!そういうことだったの!!」
となったあとでさえ驚きが多くて、8巻を読んだ時の感動はちょっとしたもの。
マイナーな作品読みたし、となった際にはぜひぜひ。
—
おわりに
いかがでしたでしょうか?
これらの漫画があれば、クリスマスはその辺をうろつくカップルよりも幸せに過ごせるのではないでしょうか?
‥‥。
‥‥‥‥。
いや、わかるよ?
けどさ、「たとえ失敗して帰っても楽しいことがある」って思えたら、いつもより強気に挑戦できるんじゃね?
とか思いつつ。
ではでは、良き冬を―。