わかるかなー?
いやーわかっちゃうかなー?
…と引っ張ってみたんですが、多分異論ないかとw
では、以下どぞ。
1 ドラゴンクエストーダイの大冒険
Dragon quest―ダイの大冒険 (11) (集英社文庫―コミック版)
- 作者: 三条陸,稲田浩司,堀井雄二
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2003/11
- メディア: 文庫
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勇者に憧れるダイが、伝説の勇者に出会い魔王を退治する話。
いや、「ダイ大」だけでもいろいろ言いたいことはあるんだけど、僕が「ダイ大」を紹介する時はいつも
「あーポップが主人公の話だよ」
っていいますw
え、だって考えてみて?
卑怯で、何も正面からぶつかったことなんてなくて、その上で一緒に修行していた奴は伝説の勇者かもしれないような「もってる奴」で、ポップには自分を肯定する要素なんて一つもないんで?
なのに、なのにさ、
なんで、ダイの記憶が消えた時にあんな行動できんの?
自分の才能なんてたかが知れてると思ってたんじゃないの?
ねー友だちだから?そうなん?
自分の力を大きく越える何かにぶつかる時に踏みしめて立つ物は才能とか出来ることとかそんなんじゃないんかもしれんね。
「そいつのために力を使いたい」
そう思えるかどうか。
ただそれだけかもしれんね。
そんでさらにさ、自分の人生の師に出会ってからは本当にやばい。もうやばい。
メドローアとかあんなんこわすぎ、あれをなんで確証なく受けようとするん?師匠が好きだから?
ポップ、お前は普通の人やで?
普通のとうちゃんとかあちゃんから生まれて平々凡々と生きてきた普通の人間やで?
なんで、勇者とか王族と賢者とか伝説の戦士とかそいつらに挑んで行けるん?
しかも挑んだ結果、そいつら全員から尊敬されて、かつ、頼られとるやん。
誰もがどうしようもないって状況のときに決まって突破口開くのはポップじゃねーか。
あんなフリーザ的53万ですシーンでも、ポップだけは考えることやめることなくて、結果なんとかしてるじゃねーか。こいつまじすごい。ほんとすごい。
最後あたりなんて、なんか魔法のコツとか掴んじゃって、もう最初才能がどうとかいってたのがすげーばからしくなってくるわ。
こいつは元々才能があったわけじゃないんよ。そういう風にみたらいけんとおもうんよ。そうじゃないからこそ魅力があるんよ。
「お前は天才だよ」
って言ったダイの気持ちは、才能がどうこうじゃなくて、ポップのスタンスの話をしているんだと思う。
いくら逃げても良い。逃げても、自分が大切な物のために自分と向き合える力がありさえすれば、人は伸びて行くんかもしれんね。
そんなことが思える素晴らしき漫画。
ぜひどぞ。
(これもおもろいよ。ただ、続きが。。)
2 GS美神 極楽大作戦
GS美神 極楽大作戦!!(10) GS美神 (少年サンデーコミックス)
- 作者: 椎名高志
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/01/01
- メディア: Kindle版
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バブル時代の美人ゴーストスイーパー話。
いやこれほど
「最弱から最強」
というのが似合う漫画もない。
ちょっと聞いてくれる?
まずさ、はじめ横島くんバイトで?
しかも普通に雑に安く使えるという理由だけで雇ったバイトで?
それがさ、霊能力目覚めるわけですよ。
本人の意志の力のみで。
特別な才能があったわけでもないし、絶対作者も想定していなかったと思うんよこの事態は。だけどさ、横島くんが自分の執着と信念とに従って行動した結果、霊能力を身につけないのはおかしい、と作者だけでなく読者もみんな思ったんじゃないかな?
少なくても俺は思った。
だってこれだけ一つのことに執着できる奴は、当然なんかの能力発揮するって。
それがたまたま霊能力だっただけで、べつ全く不思議じゃない。
それどころか、そこから最強に向けてひた走りだす。
執着って凄い。
でも納得。
きっと横島くんは今の日本にいても絶対成功する。
終盤、最強になった美神を、あっさり覆す横島くん。
まじでかっこういい。
そりゃもてるわ。
一つのことを極めれば、他の分野でも成功することを確信できる作品です。
ぜひぜひ。
なお、椎名先生の別作品ははずれがないので、全部見ても良いと思う。
(ただ打ち切り作品もあるから、そのあたりは上手く処理して下され)
■外伝
池袋ウエストゲートパーク
どっちかってっとドラマ編かな。
キング
キング牧師のキング
まじかっけー。
窪塚やばかった。
「こんばんおじゃましちゃってもいいかなー」
「いいともー」
あたりとか
「GO!!!!!!!!」
のあたりとか今思い出しても震える。
あんなキングに付いて行きたい。
そんな感じで懐かしのドラマですがこちらもどぞ。
おわりに
どでした?
完全に勢いだけで語ってしまいましたが、サブキャラが主人公喰ってる作品だと僕は思ってます。主人公もイケてるんですけどね。
自分の人生でも、「あーあれが主役だな。」とか思われてる奴を覆して生きていきたいものですね。
ではではそんな感じで。
またまた。