物事を進めるときに、よく
「いや、それは人が足りなくてできないですよ」
「お金がかかるし、難しいですね」
「そんなことできたら、東大入ってますよ」
とか言われるんですが、いやいや、できないことなんて基本ないから。
やったことある人がいるなら当然として、やったことある人がいなくても誰かが思い描けた時点で達成の方法があるのは間違いない。今できないような気がしているのはそこまでの道筋がリアルじゃないだけ。
そんなときに、GAPの部分を「外から持ってきていい」と知っておくことはめちゃくちゃ有益。
これで何度も救われた。
「あ、今あるものだけでどうにかしなくていいんだ…」
というのは気付きそうで中々気付かない。
自分で身に付けるには10年かかるスキルが必要なら、それを持っている人に手伝ってもらえばいいし、お金はないなら借りたり、作ったりすればいい。
このような考えは、現状から飛躍するために便利だし、割とイケてる会社とかでは言われていることでもある。(以下、「目的思考」という。)
ただし、目的思考は、現在の正確な把握、理想の明確さが要求される。
この際、人はリソースとして測られ、数値化されざるをえない。
これ、実際には無理じゃないかと思う。
いや、無理というと正確じゃなくて、どんな優れた経営者でも過大評価、過小評価しがちなんじゃないかと思う。
過大評価の場合、人は疲れ、痛み、病み、、、
・・・ああ思い出したくないw
となる。
けど、本当に見過ごされがちなのは過小評価の方。
人の「ありえない力」というものは絶対正確に測れない。
こんなとき、目的思考はイケてない。
所詮測れちゃうもんなんかに、想像を超えることは叶わない。
じゃあどうすればいいのか。
それは、
目の前のことをただただおもしろがれること。
それを周囲が受け入れること、そして乗っかること。
これは、会社においては文化といったり、集まりにおいては雰囲気といったり言い方は色々あるが、目の前のことに熱中する、それこそ目的なんか忘れるくらい。
それができたときに、当初の理想なんてしょぼかったなっていうくらいのことが達成されていたりする。
この一見すると矛盾するような2つのことが達成できている奇跡のような団体は、おもしろい。
きっとなにかやってくれる。
し、自分自身もそういう団体を作っていきたいなーって思ってます。
まとまりないですが今回はこの辺で失礼します。
あ、おあとがよろしいようで。
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