司法試験のような現代の科挙ともいうべく試験を受けるとですね、文房具にも並々ならぬ興味関心が出てくるのです。
それこそ
「ここでの5%の効率化が、後々大きく効いてくる」(…かも)
とか思うと、新しい文房具を試さざるを得なくなる。
その結果、勉強時間が削られたりして本末転倒だったりするんですが、、
やまだはそんなに賢い方ではなかったので、色々試行錯誤をやめませんでした。
「もっとこうやったら記憶に残るのではないか」
「気持よく勉強をし続けるにはどうすればいいか」
「振り返った時にクスッとなる工夫を・・・」
みたいに考え続けてたどり着いたのが以下10選です。
良かったら使ってみてください。
Contents
1 ポスト・イット(50×50)
このサイズのポスト・イットは、ぼくの勉強効率を大幅に改善しました。
具体的な使い方としては、
①その日のTODOを書いて机に貼る
ポイントは1つのポスト・イットに1つのTODOしか書かないこと。
机中がポスト・イットだらけになるけど、一つこなすごとにクシャクシャにして机の端に投げていって、休憩のたびにそれをゴミ箱に捨てる。ちっちゃいけど達成感とすっきりする。ポストイットが減ること自体、自分のやったことを少しだけ認められて嬉しい。
②簡単な図を書く
文章だけで理解するより、図を使ったほうが理解が早いことも多い。
AがBとCに不動産を二重譲渡して、CがそれをDにも売って、登記して
と文字で読むより、
と書いたほうが100倍楽だし、頭に入る。
50×50のサイズのいいところは、これを本の中にそのまま貼ってもそんなに邪魔じゃないところ。基本書のように文字ばっかりの本の中に自分の書いた拙い図や絵がでてくると、「ふふっ」ってなって勉強中に癒やされたりする。
③メッセージ
これは完全に余談だけど、一緒に勉強している友達に、お礼の缶コーヒーとともにポストイットで一言「ありがとう」と添えるのにも大活躍しました。
そういうのあると、日常が潤うよね。
2 ポスト・イット(50×10)
具体的な使い方は以下の2つ
①目次の見える化
本をがっつり読むとき、全体を把握するために大タイトルの目次を付箋で横から見えるようにしていた。
これは、1冊まるごと頭のなかに入れるのに相当役に立った。
目次用付箋も売ってるんだけど、これらは付箋のほうが強すぎて、何度も使ううちに本の方が破れてきてショックな状態になるのであまりおすすめしない。
(セロテープで補強していくのは割りと凹む)
それにこの細さだと、本文の文字もあまり邪魔せずいい感じ。
②気になるところチェック
当然目次とは色を変えて利用。
ポイントはあんまり細かく色とかを決めすぎないこと。目次以外は同じ位置付けでやってた。
基本的には付箋が貼ってある箇所は、当日中に見直す箇所として位置づけていたので、何回みても「あ、やべ忘れてた」ってなるなら、上記50×50にまとめ直していた。
その日のうちに、付箋の箇所全部なくなって帰るというのが一つの達成感になっていた。
3 蛍光ペン propus
これは完全に好み。色がいい。
あと、だいたい全ての本やノートであっても透けないのもいい。
以下色に意味を持たせてマークしていた。
赤:大タイトル
青:小タイトル
緑:趣旨、理由
橙:結論
黄:気になったところ自由に
こんな感じで。
黄色はそれこそ気になったところ自由にマークしていたので、他の色とかぶるとちょっと違った色になって、変化もでて良い。
「あーここは俺はこの理由の部分が気になったんだなー」
とあとから見て思い出し、定着しやすい。
4 フリクションボール スリム
「消えるボールペン!?」
と衝撃を受けたのを覚えている。
これは、本に疑問を書き込むのに使ってた。
「え、なんで?これだと第三者可哀想じゃね?」
みたいな書き込みをして、解決したら上記ポスト・イット(50×50)にまとめて消していた。
ただですね、法律系の勉強の紙類ってなんかもうほんとに薄い!
フリクション雑に使うとすぐ破れる。もういや。
なんで使用には注意が必要。
あ、この細さもオススメ。
本に挟んでおいてもそんなにじゃまにならないし。
5 マックス ホッチキス サクリ
これほんと気持ちいいから是非つかってー!!
日々のホッチキスでストレス感じるとかマジ馬鹿だから、こういうちょっとした快感は大事。
6 グリッサー ルーズリーフパンチ
ベースにする本と問題集とかだけで最後まで行けるものはいんだけど、そうじゃなくて結構がっつり自分でノート作るときには、PCは捨てがたい。
講義の予習やまとめ等も付箋に収まらないものはPCでノートを取るし、配られたプリントの管理も大切。
そんな時に2つ穴ファイルや、透明のシートに入れるのはかなり不便。
2つ穴ファイルはすぐ破れるし、透明シートは書き込みできなくてストレス。
付け替え可能なノートは最強。
自分だけの最高なノートを完成させた時は、すごく気持ちいいし、
「あとはこれだけみればいいんだ」
という安心感がある。
もう少し安くて穴が開けられるものもあるけど、いつか絶対ストレスになるから、このタイミングで少し高いけどまとめて穴が開けられるやつを買っとくのが結果得。
7 スーパーハードホルダー
もう紙が折れるのが本当に嫌で、クリアファイルに入れてもファイルごと折れるのがもうほんと。。
という時に出会ったハードタイプ。
これは紙が折れるというのを防いでくれるようになったことに加えて、即席のバインダー代わりにもなり重宝した。
8 サラサ ボールペン
これはもうタイプなのかもしれない。
僕の字は綺麗じゃないんですが、このペンだけは、なんとなく読みやすい字になった。イメージとしては、マーカーペンで書くと下手なところ覆い隠してくれるというかそんな感じ。
あと、司法試験の本番の紙との相性がめっちゃ良かった。
僕普段は5枚くらいしか書けないんだけど、本番だと8枚書けたからね。
9 ペンスタンドになるペンケース
これダサいかもだけど、超絶便利だから!まじで!侮るなかれ!!
まず、普通の筆箱だと色んなマーカーやペンを使うとき、いちいち筆箱内を探さないといけない。これが1回10秒でも結構無駄&ストレス。
つぎに、見つけたとしてもまた探すのがめんどくさいから筆箱の中に戻さず、机に広げるんだけど、これが結構場所取る。考えても見てよ?5,6本が平面に散らばっている様を。邪魔。
じゃーどうすんのよ、と。
立てるしかない
ほんとこれ。革新的。
ペンケースは凄く理にかなってたんね。
それを持ち運べるってんで、僕は未だに筆箱としてはこれが最強だと思っている。
使用したペンをこの筆箱に投げ入れるのはちっちゃい気持ちよさになるから、ぜひー。
10 ストップウォッチ
僕のような普通の能力しか持ち得ない者が、高みを目指すためには2つしか方法はない。
1つは、自分を天才だと思い込み、それに殉じること。
もう1つは、懸けた時間とその密度だけは誰にも負けないと努力をすること。
僕は1つめを選べるほどの盲目さも、覚悟もなかったので、2つめを選んだ。
1日10時間、
それを1000日続けよう、と。
その10時間をこのストップウォッチで測った。
それこそトイレにいく時間は止めて行き、集中力切れて他のこと考えてるなって思った時はカウントを消し、集中した10時間だけを測った。
そうすると「これで受からないともうどうしようもないなw」って気分になってくるから不思議だ。
そして試験当日もこの慣れ親しんだストップウォッチがずっとそばに居てくれた。
あらゆる試験関連グッズは捨てたけど、このストップウォッチだけは捨てられなかったんよねー。そして今もしっかり動いてくれてる、ていうね。
・・・そんな、オススメ文房具10選でした!
いいのあったら是非取り入れてみてくださいね。
ではでは、おあとがよろしいようで。