1 街場の文体論
街場シリーズの集大成。
正直これだけ読めば、「街場シリーズ」はもう読まなくてもいいかもしれない。
これが「幹」
他のものが「枝葉」
この本に出てくる各論が詳しく知りたくなったら、下記の本を読もう。
2 街場のメディア論
自分の発言に責任を負わなくてよくなると、人々はどのような行動に出るのだろうか。
メディアというのは、そのような性質を持つ媒体なのかも知れない。
3 街場の教育論
教育に市場原理を入れるのは根本的に間違っている。
うん、俺もそう思う。
そう思っていた俺の頭の中を、めちゃくちゃキレイに整理してくれた。
「サービス提供者」と「お客様」になった場合、どのようなことが起こるのか。
ご興味あればこの本をどうぞ。
4 街場の共同体論
最小の共同体は家族?
共同体のあるべき姿とは?
今正しいと思われている共同体の矛盾とは?
このあたりへの回答が書いてある。
ただなんとなくこの本には一貫してネガティブなオーラがある。
なんとなくサクサク読めないというか。。
内田さんが凄くお怒りだったのではないかと創造。
5 街場の読書論
1冊の本から何を受けるかは個人の自由。
その自由の最大化。
いい意味での勘違い。混乱。
これらこそが読書の醍醐味。