ベンチャー企業で、上場まで担当しました。
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なんてことを言っていると、血気盛んな若者から連絡をもらうことがある。
そういう若者のエネルギーというやつはなかなかなあれで、単純に「すごいなー」と思うのだけれど、なんとなく違和感も感じる。
それがようやっと腑に落ちたので徒然なるままに書いてみたい。
その子達の考えているサービスのクオリティーや、一緒にやる仲間等は千差万別でワクワクする事も多いんだけど、なんかみんなこぞって
「起業するなら東京でしょ!」
という無意識の前提があるような気がする。
これはなにも
「シリコンバレーでやらなきゃ、本当の起業じゃないでしょ」
とか言っているわけではなく、
(それが適切ならそうすればいいが、行ったことないので僕にはあんまりわからない)
「え?それだけサービスとかユーザーとかコンセプトとかグロースの仕組みとか考えられるのに、なんで場所は東京限定で考えているの?」
という単純な疑問である。
いやそりゃ確かに、東京のような日本の大都会ではインプットや視点の数、出会う人の多様さは地方と大きく違うよ?
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けど逆に言えばそれだけだ。ライバルも多いしね。
上記と自分のサービスが一番生きる場所とは本来別次元のお話。
ちょっと、自分のサービスに
× LOCAL
をかけ合わせてみるのはどうだろうか?
「田舎でやったらそのサービスめちゃくちゃ刺さるのではないかしら?」
というね。
結局グローバルも、LOCAL×LOCALでしょ?
東京とかニューヨークとか、世界的にみたら例外だと思うんだよね。
あんな人口集中都市。
東京で一番の起業家になるよりも、岡山県の津山市で一番の起業家になったほうが、目立つし、色んなチャンスが降ってくるし、行政のバックアップもあるしいい事だらけだと思うんだけどなー。
あんまりそのあたりの利点を考えずに、「とりあえず東京!」って思っているんだったら、ちょっともったいないよね。
それにメリットだけの観点ではなく、LOCALにも本当に本当に格好いい経営者がいるよ?その人達のことを知らずして起業を語るのももったいなくね?
一度LOCALも掛け合わせてみてもいんじゃないでしょうか。
ということで、おあとがよろしいようで。