なぜ、地方は創業スクールを開講するのか?

東京から地元岡山県津山市に帰ってきてから、丸2年が経過しました。
それまでは、「地方」とか「田舎」とか「自然」とか

まっっっっっったく興味なかった!!!

んですが、東京から地方に戻ったというと「Uターン」とか「Iターン」とかいう謎の属性を背負わされ、さも「田舎暮らし」というものが好きな人のように扱われるのは中々新鮮でした。

なんとなく口悪く聞こえるかもですが、普通に不思議だったんですよね。そんな業界が盛り上がっているということ自体が。んで、実際に地域のプレーヤーとして事業をしてみるとより感じるのは、

あれ、もしかして今地域って熱い?

ということ。
これは、結構確信に近い。今の段階で、岡山県に戻ってこれたのは僕の人生においてすっごくポジティブなんじゃなかろうかと感じています。

ラッキーですね。
ありがたいかぎりです。
このあたりはもうちょっとまとまったらしっかり書きたいと思います。

 

と、そんな代官山のオフィスで働きつつ、恵比寿に住んで、中目黒でご飯を食べてた僕が、地方で行われている物事の違和感について書くのがこのシリーズです。皆様どうぞよろしくおねがいします。

ちなみに、代官山とか恵比寿とか中目黒とか言いたいだけで、僕自体の属性はすごく田舎的なのでそのへんは差し引いて読んでいただけたらと。。ごにょごにょ。。

 

さて、今回は

「なぜ、地方は創業スクールを開講するのか?」

です。

 

これはもう僕の中の答えがあるので、初めに言うと

 

「なんとなく」

 

です。
もっというと

「ほかの地方がやっているから」

 

ですね。
ちゃんと調べたわけではないですが、結構あたっている自信があります。

もちろん1つ1つのスクールには「想い」も「価値」もしっかりあるんですよ?
じゃなくて、総論としての「地方の創業スクール」です。

仮にこれが移住施策なんだとすれば、すっごく遠回りだと思うし、そもそもただでさえ移住のハードル高いのに、起業というハードル高いこと背負わすのどうなの?ってのあるし、更にいうと、同じ力かけるんならよりレバレッジ効くところでやればいいと思うから、地方より東京、東京よりシリコンバレー、とかそういうことになります。地方でわざわざやる意味ってのを作るのは本当は難しいと思います。

ふー、一文長いっすね。

端的にいうと、

創業スクールは、地方創生で注目されているような効果はない

ってことですね。

だけど、僕は、地方での創業スクールにはめっちゃポジティブです。

「え?矛盾してる?」

うん、ちょっと聞いてくらはい。
この話をするにあたっては3者登場人物を用意しました。

 

行政の人たち

行政の人たちと話していると、表面的には「創業スクール」の目的を「移住」や「地方の活性化」というようなことをいうんですが、よくよくちゃんと話してみると、必ずしもそこを目的にしていないように感じるんですよね。

「創業スクール」という今だと通りやすい企画を利用して、かねてより自分たちが達成したかった地域のために一番効果的な施策を混ぜている、そんな風に感じます。

これ、優秀な行政の人たちは今ギクッとなったんじゃないですか?
なってます?

創業とかって、うまくいくと見栄えもいいし、ものすごくポジティブな匂いを感じるから、色々通しやすい。最初にこの「創業スクール」がいいよー!的に始めた人は、ここまで考えていたのだったらまじで神。

僕は前々から「行政は仕事遅くてー」というのは結構嘘だと思っていて、周りの優秀な友達も行政マンになったし、帰ってから出会う行政マンもホント優秀だと思うんですよね。

その人達が「あんまり効果ないなー」と思いながら「創業スクール」やってるとは思えないし、僕はココに関しては、行政の方々すごくしたたかに「創業スクール」を利用していると見てます。

これはあくまで僕の意見ですが、今度周りにいる優秀な行政の方々に聞いてみてくださいー。
おもしろい返事聞けそう。
そしたら教えてね?

 

参加者の人たち

地方から出るという選択肢が取れない人たち、特に地方の高校生とかは、すっごくうまく使っていると思います。

まず、この「地域」に注目されている今だと、すっっっごい人が来てくれたりします!
僕らのやってるスクールでも、この間、連続起業家の家入さんとわざわざの平田さんが来てくれました。

この二人が、同じ場所にきてくれるのって、都会だとまずないし、そもそもこの距離で話せること自体めっちゃレアだと思います。

商店街でこんな悪ふざけも

迎え入れる側でいうと、都会にいるときだと多分興味も持ってもらえなかっただろう距離の人たちが、1つの地方でなにか特色のあることをやっているだけで、しっかり記憶に残って、次のチャンスが得られたりする。

今、創業スクールの参加者めっちゃいいな、こうやって改めて見ると。。

 

 

地域の人たち

こういう企画のときよく置いてきぼりになるのって、普通に地域で暮らす人だったりするんですが、最近なれてきたからかなんなのか、宿泊場所の人やお店の人がしっかりこういう著名人とも仲良くなって、自分のところの宣伝をしてもらってたり、独自の関係性をつくって、企業の研修合宿に使ってもらったり、プライベートで会ったりもしているみたいで、やっぱり商売人はたくましいなーと。。

 

 

 

 

 

まとめ

これらをまとめるとこんな感じ。

※微妙にずれてる・・これどうすればいいの。。keynote詳しい人どうか。。

 

まーいうなれば、本当に起業しようとか、世界に打って出るスタートアップ作ろうと思うと、東京のほうがいいけど、地方には地方の創業スクールのメリットもあって、いいんじゃなかろうか?
それが国の期待とは違うところもあるかもだけど、それもいいんじゃないかしら?というあれです。

まだもうちょっと掘り下げられると思いますが、今はこんな感じで。

 

 

 

ちなみに僕らのやってる創業スクールは、こんな感じで

ふるさとで、起業する。

2018.10.06

けっこー面白くなってきたので、これもまた報告させてください。

ではでは、おあとがよろしいようで。

ABOUTこの記事をかいた人

conote inc. CEO / 弁護士1年→アカツキIPO1.5年→西粟倉村1.5年で辞める / 「人生でもっと遊ぼう」と決意→日に日に楽しくなる→「あ、これもありなんだ!」みたいな発見を日々発信 / 元高専 / "小難しく考えて、シンプルに生きる" / HUNTER×HUNTERふりーく。