みなさまおひさしぶりです、やまだです。
もうすぐ2018年終わりますね。衝撃ですよほんと。
2019年とか僕の中で完全に未来なんですが、普通に来るんですね。中学生くらいの自分に「未来ってちゃんとくるから」って教えてあげたいです。だから大丈夫だと。
さて、そんな中、この3ヶ月間本気で取り組んできた津山創業スクールHomingが無事終わったのでちょっと思うことを書き残しておこうかと思い筆をとりますね!
Contents
1 なぜ今地元で創業スクールをするのか?
想いの部分
僕が、東京から岡山県津山市に帰ってきて最初に衝撃を受けたのは、
「新しいことをしようとする人が全然いない・・・」
でした。
東京にいた頃は、友達や周りの人に会うたびに「次何するの?」と聞いたり聞かれたりがデフォルトで、これからどんどん新しいことをやってくし、仮に過去の話をするときもそこから学んだことを次にどう活かすのかということが話題の中心でした。
スタートアップ業界にいたからってのもあるかもしれませんが。
それが、地元に帰ってくると、過去の話がメインで、変えられないことをずーっと話すというのがすっごく多かったです。もちろん思い出話はおもしろいし、それこそ久しぶりに僕が帰ってきたからこそそういう話題を振ってくれてるってのはあったと思うんですが、それでもそんな話が続くと飽きるし、あんまりそういう人たちと一緒にいなくなっていきました。
津山の夜、
「あー今日は誰かとご飯食べたいなー」
と思ったときに
「え、僕は誰とご飯を食べればいいのだろうか?」
と思ってしまった瞬間に、このままだとだめだなって強く感じました。
そんな中、津山のベンチャーの代表格レプタイル株式会社Founderで取締役の白石さんと津山のプレイヤーの少なさについて盛り上がり、移住施策も大切だけど、それは戻ってきた人や今いる人達が楽しそうに活躍できてることがあってこそだということで、『帰巣本能&狙いを定める』という意味のHomingという創業スクールを開校することになりました。
この辺のセンスは、さすがの白石さんで、「もうこれレプタイル(爬虫類)じゃなくね?」みたいなことも全無視で、最近では猫社員とかもいることから、全アニマル、ひいては全生き物くらいまで企業の範囲を広げるんじゃなかろうかと様子をうかがっておりますw
オーナーはレプタイル株式会社で、そこに津山信用金庫、つやま産業支援センター(第三セクター)が加わり、会社を創ったタイミングも含めてconote inc.がそこにジョインした形になります。
イメージはこんなですね。
賢い方は既にお気づきだと思うのですが、そうです、僕は自分の「仲間」というか「楽しく話せる相手」をつくるためだけにHomingを企画して、実行しました。私利私欲の産物です。高尚な理念とかはあんまりありません。いいじゃん、住んでる人が前より楽しく住めるようになればそれで。
そんなテンションで、Homing2018は始まりました。
あくまで僕の場合はってことですよ?
スクール内容
スクール内容について詳しくはこちらを見ていただきたいですが、地域×起業みたいな軸でこれ以上ない方々に講師として入ってもらえました。
レプタイル株式会社Founderかつ代表取締役の丸尾宜史さん
衰退した観光地の代名詞である「熱海」を復活させた、市来広一郎さん
参考:熱海の奇跡
株式会社CAMPFIRE 代表取締役で、連続起業家の家入一真さん
株式会社わざわざ 代表取締役平田はる香さん
これらの方々についてのコメントは、それだけで10,000字とか書けちゃうので、割愛しますがすっごくよかったです(語彙力w)。
このあたりからツイート見てもらえたら片鱗がわかるかもです!
14歳の頃、家入さん@hbkr 、平田さん@wazawazapan の話を聞いていたら人生変わってたんだろう
インターネットは世界をつないだけど、まだまだ日本の地域でさえチャンスはフラットではない
僕はやっぱり「どこに生まれたか」ということだけで不利益を受ける世界を変えていきたい
まずは今の地域から pic.twitter.com/2LsJLELvNK
— 山田 邦明 l コノテ代表 (@kun1aki) 2018年11月17日
ほかの地域とのコラボレーション
その他にも、鳥取県の八頭町にある隼lab.さんとのコラボ企画などあり、単独で事を成す以上のことが見えてきました。
2 スクール生のプレゼン
これらの講師陣や、サポートメンバーによって参加してくれたスクール生がメキメキビジネスサイドの腕を上げていった。最終日の発表はちょっとした感動モノで、1人3分であれだけ自分のやりたいことを伝えることができるのは、少なくても僕が今まで見てきた地域の創業スクールのどれにも負けないものだったと言い切れます。
せっかくなので、簡単にご紹介
1.清水 悠平
サービス名《食タク》
地方の隠れた本当に美味しいお店が評価されていないという課題を正面から見つめて、食べログをリプレイスするためのサービス。
内容について詳しくは、本人に聞いてもらえたらと思うんですが、清水くんは最初そのへんの高専生かなーくらいだったのに、Homingに参加して、厳しいフィードバックも素直に聞いてくれてどんどんどん成長していってて、もうほんとすごいなって。
誰よりも真剣にHomingに参加してくれたからか、他のスクール生や講師陣にも可愛がられてて、みんなが彼を手伝いたくてたまらないって感じになってる。
2.増田 智晃
サービス名《WALKIT》
ウォーキングってもっともっとメジャーになってもいいのに、それが専門家による適切なアドバイスの欠如、コミュニティの欠如、専門店の欠如などの問題により、日本だウォーキング人口はまだまだ少ない。
そんな課題を、オリンピック金メダリストによるアドバイス、コミュニティ形成を行えるウォーキング専門店が、WALKIT。
写真だとあまり伝わらないかもしれないけど、なにより増田さんがすげー姿勢よくて、体格よくて、顔かっこよくてと、今の僕があるのもウォーキングのおかげですみたいな感じだから、これは人気出る。
オープンは来春?くらいかな。
とりあえず僕も靴を買いに行こうと思っていますw
3.武川 真理子
《真面目な店主の焼き菓子店 エミリア》
武川さんは、お菓子屋さんをすることはご自身の中で確固として決めていて、だけどそれがなんでかというのが僕はずーっとわからなかった。
「アタリマエのことを当たり前にやりたい」
そんなのそれこそ当たり前で、お店を出す以上やるでしょってずっと思ってた。
だけど、聞いていけばいくほど彼女の言う「当たり前」はアタリマエじゃないことがわかってきた。
「クッキーを焼くときに、小麦粉を9種類用意して〜云々」
「お客様から声が上がったとき、それをいかに短時間でPDCAが回せるか〜云々」
彼女の言う、「アタリマエ」は、僕らのような素人からすると、いや下手すると既にお店を出している人からしてもとっても特別なアタリマエでした。
それを「わざわざ特別なこととして人に言いたくない」という気高さも職人的美しさを感じたし、あとは圧倒的な味とサービスで繁盛していくお店になるんでしょう。
来春?オープンかな?たのしみだー!!
4.藤井 祥悟
農村サードプレイス《NOSAP》
地方自治体だとみんなが認識している、18歳の崖。
地方都市は、大学進学の18歳で大きく人口が減少し、そこから戻ってくる道が用意されていない。これを、農村サードプレイスを準備することで30歳の丘を創るプロジェクト。
藤井さんは、津山市行政の方。
そういう方が、不変だと思われている地域の課題に真正面から挑み、変えていこうとする姿が何よりかっこよかった。藤井さんは行政の中で出世して、僕たちみたいな民間プレイヤーと一緒に変えていくっていう手もあるからそこは考えてみてくださいね?w
5.正岡 和貴
《罠お知らせサービス》
ご自身自体もリアルハンターであり、「獣が罠にかかっても認識できない」という課題を自分でプログラミング→ハードウェア作成→通知サービス設計をすることで実現まで持っていった正岡さんのサービス。
津山高専や産業支援センターとの共同開発になっていて、金額感、権利関係、量産体制だけ整えば爆発するかもしれないサービス。少なくても、今年狩りに行く正岡さん自身及び周りの人は既にハッピーになっているという、サービスづくりのお手本のような本サービス。
プレゼンも面白かったw
(こわれたかとおもったw)
6.寳多 愛奈
《高校生の可能性を広げる ZEROICHI》
寶多さん(はなちゃん)は、最初かなりふわっふわだった。
けど、自分自身が高校生ということで感じている課題、その課題を自分で乗り越えたことによって得たもの、これからやりたいことらが上手くミックスされてきてどんどん自信を持って話せるようになっていった。
最終のプレゼンは、「本当に自分がこれをやりたいんだ」という気持ちが伝わってくるとっても素敵なものだった。
「女子高校生起業家」って、とってもパワーワードで、いろんな大人が利用してこようと寄ってきたりすると思うけど、今のはなちゃんならそういう人達の力もうまく使いながら自分の力に変えていけると思うからもう安心して送り出せる。
発表のとき、おじさんちょっと涙ぐんじゃったよw
残り3ヶ月の高校生期間に、どんなことをしてくれるかほんっと楽しみ!
7.池本 健
《高齢者向け孫の手サービス 山田便利屋》
地域にはちょっとしたことができなくてずっと困ってるお年寄りがたくさんいる。そういう人のお困りごとを解決する本サービス。
目立った仕事じゃない。だけど絶対に必要な仕事。
こういう仕事を自分の人生の貴重な時間を使って行っていくということはめちゃくちゃ尊い。
有名になるわけじゃない、だけど目の前の人が絶対に喜ぶサービス。
ちなみに、山田便利屋という名前は、日本で一番認識されている名前だからだそう。
ありがとうございますw
8.黒田 和美
《お気軽にお店を始めよう リアカーゴ》
黒田さんは、昔から「なにかしたい」って相談を若い人から受けることが多くて、そんなときに最初の一歩で躓く人にも多く会ってきてて、そんなの変えていけるのはこういうところからじゃないかなってリアカーゴを始めました。
これは、写真を見てもらったほうが早いですね。
こんな風に、いつでもどこでも簡単にお店が開けるリアカーゴ。
すっごく素敵な第一歩。これ、45,000円で買えるし、レンタルもある。
いきなり自分で物件探して、内装して、お客集めてって大変。そんな声からできた本サービス。
9.加藤 元治
《羊の学校》
加藤さんは、めちゃくちゃ美味しいランチを提供しているCAFE ROCAの店主。
そんな加藤さんが、商店街にパフェを中心としたカフェ2号店「羊の学校」を来春オープン。
津山には、20年くらい前かな?商店街に「アンドレ」というクレープ屋さんがありました。
そこで子供の頃パフェを食べて、思い出補正もあるのかもしれないけど、「こんなにうまいものがこの世に・・」みたいな感じで思ったのを覚えていますw
偶然にも、「羊の学校」のお店の場所は、その「アンドレ」と同じ場所です。
小さな頃の僕が感じたような感情を、これからの津山のちっちゃい子達が感じるのかと思うと、ワクワクが止まりません。
10.山本 敦史
《欲しいに会える宿 GOOD-BUY》
創り手が集まる難波邸を運営しつつ、ジュエリーデザイナーでもある山本さん。
ちなみに写真で紹介すると難波邸はこんなとこ!
ちなみに、津山で一番人気のエアビーを運用するしつつ、テキスタイルデザイナーのYukaさんが奥さん。
そんな山本さんが、提案するのは宿全体をSHOWROOMにした、《GOOD-BUY》。
地方作家の「発表の場がない」「人口が少ない」「お店が少ない」などの課題を、
宿のSHOWROOM化 × ダブルプライス
によって人の動きを創り出して解決していく。
正直、僕がどうこういうレベルじゃない完成度で、めちゃくちゃおもしろそう!
(なんでよかったらプレゼン資料見てくださいね!)
実は、プレゼン前に難波邸にcontoeメンバーでご厚意により泊まらせていただいたんですが、思わず口から出た単語は「ゆ、豊か・・・」でした。
山本さんみたいな「在り方」が、地方にいるめちゃくちゃ大きな良さだと僕は感じました。
さらに、年間4000人が利用するトムソーヤ冒険村という施設の指定管理?も獲得され、2019年4月から本格オープン。
山本さんが創り出されている「豊かさ」は、今後岡山県の至るところで実現されていくんだと思います。
ぜひ、みんなで夏でも遊びに行こー!
11.勝尾 康典
《やもり事業》
すべての地域に存在する課題の1つ、「空き家」
僕の個人的なスタンスは、「空き家」という抽象的な課題ではなく、各個別の利活用用途を示すことことが大切だとというものなのですが、まさにそれを実践として見せてくれてるのが勝尾さんの事業。
津山市の中心地であり、高校生や近隣の人が確実に通るという高立地にある空き地を自らのリスクで購入され、主婦の方や高校生などが使えるような場所として生まれ変わらせている。
具体的には、新規事業の試しの場、高校生のコミュニティなどに使えて、死んでた物件を、活きた物件に変えている。
こういうところを使って、僕らもなにかやっていきたいし、津山の一つの新しいハブが生まれて嬉しい!
12.久常 真由美
《ひーじんの歴史は未来を創る マコロレター》
実は一番驚いたのが、久常さん。
こういう発表の場が苦手だとずーっと言ってたいのに、本番ではとっても優しさが伝わる良いプレゼンだった。
僕らよりもずっとずっと上の世代、まだ今当たり前にあるものが何もなかった時代。何もなかったからこそ、そこには優しさがあった。そんな世代の人が、いなくなる前に簡単にできるはがきサイズの自分史をつくって孫世代に届ける。
久常さんの優しさが、事業という形になってあらわれた優しいサービス。
13.藤田 圭一郎
《ナイト系料飲店特化型 チャットボットサービス らくのみ》
正直、藤田さんをHomingに参加してもらうかどうかはかなり悩んだ。
なんというか藤田さんは既に岡山県内のスタートアップというポジションでは顔役の1人だし、ご自身で複数のサービスを運営されてて、かなりの「起業家」でもある。
こんな素敵なブログも書かれています。
そんな藤田さんをまだまだこれから事業を創っていこうという人も多いHomingにお呼びするのは、すごく失礼なことに当たるのではないかと。
ただ、そんな先輩起業家である藤田さんのような方が、このコミュニティに入ってくれることでメンバーの視座も高まるし、何より藤田さんとなにか一緒にやりたかったからご自身の事業で忙しい中無理やり入っていただいた。
サービス自体は、岡山県の夜の帝王だけあるサービスで、かなりマネタイズまでの距離も近く、実現可能性も高いもので流石と言わざる得ないものだった。
ただそんなできるだろうことはまー正直どうでもよくて、それよりも、藤田さんがコミュニティに入ってくれて、プレゼンの方法や、スタートアップとスモールビジネスの事業のやり方の違いや、新しい人との関係性や、講師陣との対等な会話などを通して、事業を行っていくということを背中を見せることでスクール生にリアルに伝えてくれたのがほんっとにありがたかった。
バランス感覚、かつ、ハングリーさの両方を持っている藤田さんだからこそできたんだと感謝でいっぱいです。
14.國貞 美幸
あなたに寄り添った食卓を
《家庭食堂RooF》
「あとひと手間、そのひと手間があれば美味しくなるのに」
食事制限があったとしても、もう一手間加えれば美味しい料理として提供できるし、そういう情報を知っているだけで今より快適な生活になるのに、そんな想いではじめた國貞さんの「RooF」。
既に、地域のスタートアップボックスで曜日限定の発売を始めており、好評を得ています。これが今後マネタイズがしっかりできて、お店の形になっていくのが来春くらい。
ご自身の性格もあるのかもしれないですが、RooFを真剣にやっていきたいということがすごく伝わるコミット感で、Homingをいい意味でしっかり使ってくれ、ブラッシュアップを測ってくれたり、上記黒田さんのリアカーゴを一緒にやることなったりと、開催者側としては冥利に尽きる感じです。
もちろん、食事制限以外の方以外が食べても美味しい食堂なので、みんな一緒に行こうー!
15.秋久 智哉
占い師の人材エージェント《ネコノテ》
実はめちゃくちゃスケールするかもしれない、ネコノテ。
コノテが入ってるからとかではない。
秋久くんは、占い師×大学生で就活というものにすごく違和感をもったところからこの事業はスタートしました。現在のエージェントは、企業とのマッチングがメインになってしまっていて、就活生自体のことは何も考えてくれてはいないと。
じゃー就活ってなんのためにあるの?
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就活生の隠れた可能性を引き出すためだ!
秋久くんは、自分の占い師での経験から、その人の本当のすごいところやかっこいいところを引き出すこと自体が社会にでる前にする就活の最も価値があるところだと置き直しました。
詳しくは本人に聞いてもらいたいですが、占い師のコミュニティ化と、人材紹介会社としての信頼が溜まっていけばすごくありだなと。HRテック業界はAIとかの方向に行ってるように感じるけど、だからこそ逆張りの人にめっちゃ依存した採用支援はあり。
本人はリスクの負い方がおもしろくて、すでに占い師×本屋をスタートさせてたり、法人創って人材紹介会社の資格取りに行ったりとアクティブ。
しかもまだ20歳!
可能性しか感じない。
楽しみだなー!!
16.福田 慎太郎
《津山かみ通信》アナログ版SNS
福田さんは、津山朝日新聞の記者さん。
よく僕も記事とかにしてもらっております。
そんな福田さんが、今回Homingに参加してくれるっと聞いてかなり驚きました。
そういうところから遠い方かと思っていたので。
ただ、Homingで接するうちに、うちにすごく熱いものがあるのが伝わってきました。
決して表には出ない、炎で言うところの青色。そんな熱さ。
実際、どんなStartupにいても、新聞に載ったときにはそれをSNSにシェアします。
てことは、まだまだ紙の力は終わってないんですよね。
そこで、現役の記者さんが、紙メディアの価値を本気で信じて、津山に最強のライター集団を作って、それをコミュニティにしていくっていうのはすごく価値深いものだなって。
そんな風に、紙面を開放して、他の方が新聞に記事をかけるようになる世界は多分どこかのタイミングで来ると思ってて、それをこのローカルの津山から始められたら素敵だ。
17.笏本 達宏
地方から日本一のネクタイブランドを創る
《SHAKUNONE》
元々、半世紀前にはじまった株式会社笏本縫製。
確かな技術力を持ちつつも、あくまでほかブランドの下請け。
縫製はかっこいい。
そこから作り出されるネクタイもかっこいい。
そのかっこよさを直接、お客様に知ってもらいたい。
そんな思いから、オリジナルファクトリーブランド「SHAKUNONE」を立ち上げた。
笏本さんの発言で印象的だったのは、
「日本一のネクタイブランドってご存知ですか?」
という問いでした。
もちろん有名ブランドのネクタイ展開は知ってます。
だけど、「日本一のネクタイブランド」と聞かれたとき答えられる人はいないんじゃないですかね。
それになっていく。
縫製はかっこいい。
そこから生み出されるネクタイもかっこいい。
笏本さんの事業への姿勢をみていると、僕も心からそう思うようになりました。
普段全くネクタイをしない僕ですが、今度買うときは笏本さんから買おうって思いましたね。
ホントお世辞とかではなく。
それだけ「かっこいい」を伝えてくれた、笏本さんに感謝です。
3 結果発表
こんなみなさんでした!
素敵でしょ?
今回は一応プレゼン大会ってことで、いくつか賞もありました。
これが本質ってわけじゃないんですが、獲った人は獲っただけの理由があるんでそれはすっごくいいことだと。
ちなみにこんな感じ
つやま産業支援センター賞
レプタイル賞
津山信用金庫賞
大賞
「こんな僕が、働くとは思わなかった」
そんな名言を残した、プロニートの黒田さん。
黒田さんは誰よりも「働く」ってことについて向き合ってこられた。そんな黒田さんだからこそ生み出すことのできた、とっても心のこもった素敵なサービス「リアカーゴ」。
黒田さんがここに至るまでのストーリーを知ってたら、普段おちゃらけてるところを知っている分、涙を流さずにはいられないやつです。
そりゃ大賞獲るわ。
そんな黒田さんの素敵な言葉
いい言葉でしょ?
4 おわりに、と「この先」
はい、すっごく長かったですね。
もしこれ最後まで読んでくださっている人いたら本当にありがとうございます。
僕自身書いてるうちに色々思い出して、目頭が熱くなったり、ニヤニヤ笑ったり、やってもーたなーと思ったりと面白かったです。
(なのでめっちゃ気合入ってしまいました。
もともと、Homingは個人的な「話し相手」を探し出すことから始まりました。
そうしたら、レプタイルの担当が中学の同級生になって、夜な夜な「あーでもないこーでもない」ってスクールのことを話せたり、スクール生たちとほんと仲良くなったりと僕の当初の狙いはあっさりと叶ってしまいました。
だから僕にとっては、残りのことはぜーんぶプラスアルファです。
既にいいことが起こった上だから、もうずっといいなーいいなーって思いっぱなしでしたね。
あ、そうだそうだ、これは絶対言いたかったので言っておきたい!
今回、スクール参加者は20名で、最終ピッチにたどり着いたのは17名でした。
3名の方は色んな理由で、最終日のピッチに出ませんでした。
たーだですね、だからって一緒にやってきた3ヶ月がなくなるわけじゃないし、むしろもうすでに結構な友達だと思っているので遠慮なく今後も仲良くしたいんすよねぼくは。いやほんとに。
部活を途中で辞めたときのなんとなく顔を合わせづらい感じとか誰よりもわかってるし、変なわだかまりのせいでちょっと億劫になったりはまじでいやなので、ほんとぜんっぜん気にすることなく絡んでほしいし、なんなら遊びに誘ってほしいし、ね?まじで。みんなもそうだしほんと。
これをここに書いたからって、気まずかったらこういう投稿自体も読んでもらえないのかもしれないけど、もし読んでくれたらこれはほんとにほんとの本音だから。
もし読んだ人の中に直接伝えられそうな人がいたら伝えてあげてください。僕から連絡ってだけでストレスになるのもあれなので。
はい、言いたいことは言えたかな?
あ、そだ、今日(2018.12.25)、平成最後のクリスマスHoming2018卒業生の、学生起業家が2人生まれました!
※個人事業主登録でまず始めます。
※あと、若干の婚姻感ありますが、ちがいますw
自分が津山で学生をしていたときにこんな事が起こるなんて考えてもみませんでした。
素直に感動してます。
二人の未来に幸多くあらんことを!
※やっぱり婚姻感でるw
はい、いよいよ最後です。もうこれで10,000字になったし最後そんなに言うこともないんですが、この3ヶ月で感じたのは、
自分でリスクを背負ってなにか新しくことを始めようとする人はめっちゃかっこいいな
ってことでした。
メンターとしてかかわらせてもらいましたが、ここからは同じ起業家として一緒に進んでいけたらと思います。
おあとがよろしいようで。